星の王子さま

1年半前に学校で配られたチラシを見て
何気なく見たミュージカル。
母娘でなんだかやたらと感激して、
むすめ「私もやりたい! すぐやりたい! 絶対やりたい!」
というわけですぐに入団したミュージカル劇団。
最初は楽しかったんだけど、またいつものごとく
だんだんとつまんなくなってきて、
思ったようにうまくできないジレンマも増して、
公演のレッスンが始まって間もなくギブアップして
退団してしまったむすめ。
本日そのミュージカル公演を見てきた。
子ども達の素顔も知ってるし、練習の厳しさも、
先生や親たちの思いや苦労も多少わかってるからか、
もう、最初から最後まで涙が止まらなかった。
もし、ここに娘が出演していたら卒倒してしまうんじゃないかと
思うくらいに、胸がいっぱいで苦しくなるほど。
実際は親たちは全員裏方なので生の舞台は見ることはできないわけで、
娘が退団してくれたおかげで私は今日こんなに感動できたわけで。
いやあ、すいません。ありがたい、ありがたい。
帰り道、娘は「やりたいな、またやりたい」
おいおい、あんだけやだって言ってたじゃないか!
でも、舞台を見たらやっぱりやりたくなっちゃったんだね。
あそこに立ちたい。表現したいんだろうな。
「でも、たぶんダンスは無理。覚えられない」
ああー、そうなんだよね。覚えるのは苦手。
だけど、ほら、思い出してみて。
自転車乗るのも1年もかかったよね。
親友のもえかちゃんは1日で乗れたのに、
娘は1年間練習し続けて、ようやく乗れるようになった。
で、その日から猛スピードでどんな道も恐れずに乗ってる。
「そういえばホッピングも、みんなはすぐできるようになるけど
うちはトイザラスに何日も通って(売り物で)練習して
やっとできるようになったんだよ。
今は一番だよ」
でしょ、でしょ? 
一輪車も、フラフープも、逆立ちも、
みーんな人より5倍くらいがんばって
できるようになったんだよね。それでできちゃえば一番だよ。
「うん。そういえばそうだ!」満面笑。
ね、できないことなんでないんだよ。
そんな会話が楽しくて、私は帰り道を間違えて家と反対方向へ。
あ、逆だった! 
「ママのばかー!」
「ママは方向音痴なんだから、お前が気づけよー!」
「罰金払えー!」
とか言いいつつ大笑いしながら帰った。

ちょっとずつ自分で何かに気づいて行くんだね。
その瞬間が見られるのがなんともうれしい。
ぽっと、つぼみがひらくような表情をする。
そういうことの連続だね。泣いたり笑ったり。

私は小さいときから「器用貧乏」で。
なんだって最初にそこそこうまくできちゃう。
そこでちょっとほめられちゃうもんだから
その後もうちょっと頑張っても、上達することがない。
だから、娘の不器用さとかが最初は理解できなくて、
だけど、できるまでやってやってやりまくる
あのど根性をすごいなあーって思う。
でも、やっぱりぶきっちょだしめんどくさがりだし、
よっぽどやりたいことじゃなくちゃ頑張らない。
だからさ、やりたいこと見つけなよ!
何でもいろいろやってみよ。ダメもとでさ、笑。
あー、いい夜だった。
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by momeco | 2011-05-05 00:27 | むすめ


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