2012年 03月 04日 ( 2 )

花やしきと蕎麦味噌

春のような日差しに誘われてなんだか家の中にいるのが嫌になった土曜日。
娘のリクエストによって急遽、浅草の花やしきへ行く事に決定。
ちょっぴり二日酔いの私に遊園地は高いハードルだったけれど、
出かけてみれば気分も晴れ晴れ。
それにしても休日の浅草ってものすごい人なのね。
全国から、世界中から人が集まってる感じ。
実家の神社にこの半分でも行ってくれたら儲かるのになあ。。
仲見世通りのお店は賑わっていて、私は甘酒やだんごやせんべいに吸い寄せられ、娘はお土産屋の木刀をいろいろ物色している(なぜ木刀?)。
「ママ、手をつないで、迷子になっちゃうでしょ、うちが」って、
なんだかいつもよりもしっかりしている娘。私がぼんやりしているから自分がしっかりしなくちゃと思ったんだろうね。うう、成長してるじゃないかあー。
そして目的の花やしきに到着。
狭い民家の軒下をすれすれに走るスリリングなジェットコースター。
メリーゴーラウンドにパラシュート……こじんまりと楽しめて好き。
6時に閉園しちゃうところも好きだわあ。
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すっかり身体も冷えちゃったし、浅草駅近くの蕎麦屋に入って、
熱燗と蕎麦味噌を注文。この蕎麦味噌がうまかったのなんのって。うちでも作ってみようかな。娘はいつものもりそばをぺろりと平らげ、その後大好物の蕎麦湯を「はぁ〜、うまい」と堪能していました。
帰りの電車では渋谷までふたりで熟睡。
娘「すっごい近かったね」って。確かにワープしたみたいだった。
そういえば、今日は桃の節句。女の子のお祝いの日。
なかなかいい日だったんじゃないかなあ。

花やしき上空から見たスカイツリー。
違和感あるわー。
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by momeco | 2012-03-04 00:26 | むすめ

定年退職

20代から30代にかけて働いていた会社の上司が定年退職されたというので、送別会に呼んでいただいた。
10何年も会っていなかった同僚たちにも久々に再会して、「変わってないねえ」やら「変わったねえ」やら、若い子が見たらみんなおじさんとおばさんなんだけど、当事者たちはタイムトンネルをくぐってきたような気分で、当時の面影のままだと思い込んで、わいわい酒をかわした。
音楽雑誌が最も面白い時代だった。新しいことをどんどんやれて、夜も昼もなく会社にみんな住み込んで働いていた。
レコード会社のプロモーターに「ここは大学のサークルのようですね」とよく言われた。会社っぽくなかったんだろう。私はそれまで旧体制の老舗出版社で大人っぽい仕事をしていたので、転職したときにそのあまりにもアナーキーな世界に度肝を抜かれた。ほんとに変人ばかりだった。常識ってなんだっけ?って価値観を根底から揺るがされることばかりだった。そんなこと考えるより何より最初っからとにかく忙しかったし。毎晩飲んで、飲んだあとに会社に戻って朝まで仕事して……。
そんな時代を一緒に過ごした戦友たちにひょんなことから娘の不登校の話をしたところ、「いいじゃん、いいじゃん、問題ないよ」「学校行ってもひとつもいいことないよ」「これからはそういう子のほうが有望だよ」って、賛同の嵐。確かにこの会社に学歴は不問だった。確か東大や京大出もいたけど高卒もなぞの出生の人も一緒くたで働いていたな。みんなバラバラになっちゃったけど、こんな風に集まれるなんて、やっぱり当時の編集長があの激務の中でも死なずに定年退職まで会社にいてくれたお陰だね。
それにしても定年退職かあ……。どこにも長く居続けられない私には遠い遠い夢のような話だわ。退職金いっぱい出たんだろうなあ。今度おごってもらおう……
今になっていろんな大事なことをたくさん教えてもらったなあと思う。きっといっぱい私たちの尻拭いもしてくれてたんだろうなあ。しかしなんであんな変人ばかり部下に揃えてたんだろうか。よっぽど「ふつう」が嫌いだったんだな。そのアンテナに私もひっかかったということは……。
いやいや、長いあいだお疲れさまでした。

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by momeco | 2012-03-04 00:22 | 日常