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ホームエデュケーションてどんなことしてる?

学校に行かずに家を中心に育っていることを、「不登校」のひと言ですませることに、私は不満を持っている。
私自身は「不登校」という言葉に悪いイメージはないのだけれど、なにしろ世間の目は冷たいし、同情されても非難されてもどちらもめんどくさい。
娘はわりあい平気で「私は不登校でーす」って明るくカミングアウトしちゃう。それはそれでナイスなこと。
まあ、私はあえて、「ホームエデュケーション」と言うことにしている。
じゃあ、ホームエデュケーションってなんでしょう? 何やってるの?ってよく聞かれる。謎だもんね。
100人のホームエデュケーション家庭があれば100通りのやり方があると思う。
家庭という単位じゃなくて、それこそ兄弟がいればそれぞれのやり方がある。
ひとりひとり違う。それがホームエデュケーション。

学校に行けない人も、行きたくない人も、家にいて育つ。
引きこもりだろうが、ネット三昧だろうが、それもホームエデュケーション。
でも、これだけは言える。
「何もしていない」人はいない。
例えば一日中ゲームばかりやっていても、布団をかぶったまま出て来ない状態であっても、
本人の内面ではいろんな葛藤や思索がかならずある。人は「無」ではいられないから。

で、わが家の場合を紹介すると、
まず、朝起きる時間は、前日の寝る時間によってまちまちだ。
早く寝れば早く起きるし、遅くまで何かに夢中になっていれば当然朝は起きられない。
一度、朝7時に私が起きたときに、まだ布団の中でipadで動画を見ていたときはびっくりしたけど、
それは一回きりだった。まあ、10歳も過ぎればそんな体力もあるということだ。
だいたい夜になると創作意欲がむくむくと沸いてくるようで、
遅い時間に突然何かを作り出したりすることも多い。それもとことんやってみればいいと思ってみている(というか先に寝てしまう)。その時間に創作活動をする楽しさを私も知っているからだ。
でもまだ彼女の場合は、私が寝てしまうと寂しくて一緒に布団に入ってくるので、たいていはその日のうちに寝てしまう。
朝は予定があればちゃんと起きるし、旅行のときなんかは張り切って起きる。
それ以外、予定のないときは目が覚めるまでは寝ている。
早寝早起きよりも、寝不足のほうが体にストレスだと思うから、無理に起こすことはしない。
それに、私自身、午前中の静寂の時間を楽しみたいという事情もある。
寝ている間にウォーキングに行ったり、DVDを見たり、静かに本を読んだりできる。
これは、ホームエデュケーションママさんたち共通の思いだと思うけど、ひとりでいられる時間は母親にとってとっても貴重。なにしろ家でも外でもほとんどずっと一緒だから。これで彼女を朝無理に起こして不機嫌なまま一日一緒に過ごすなんて、苦痛過ぎるでしょ。
朝は機嫌よく始まるのがいい。何時に起きても十分な睡眠時間をとったとき、彼女は「おはよう」といういい声を聞かせてくれる。

朝の話だけでこんなに書いてしまったけれど、
でも、よく聞かれるし、よく言われるんです。朝陽を浴びせたほうがいいとか、早寝早起きしなくちゃだめとか。将来困ることになるよ(これはどんな場面でもよく言われる)とか。
で、私もいろいろ考えて、さまざまなことをやってみて、結果、わが家は「睡眠時間」を大事にすることにした。
楽しみな予定があればどんなに早くても起きれるということもわかった。もちろん前日は頑張って早寝もできる。
彼女は普段は時間を気にせずに生きてるので遅刻することもしばしばだけど、映画とか、飛行機とか、どうしても守らなくちゃいけない時間に関しては私よりもずっときっちりしてる。
逆にいえば、人の遅刻を責めたりせかしたりすることもないので、とてもいい性格だと思う。

勉強について。
わが家は、基本的にはいわゆる「学校の勉強」に準じてやることはしていない。
最初は気になって、教科書を見たりもしてたんだけど、あれ、やっぱりつまんないですね。残念ながら。
ホームエデュケーションでもやっている家庭はあるみたい。毎日何時間は勉強の時間ということで、自分で選んだテキストで、親も監視して、わからないことは教えたり。
それもいいなと思う。本人もコンプレックスがなくなるだろうし、学力はやる気次第でぐんとのびるでしょう。
でもまあ、憧れです。私自身がそんなこと、毎日こつこつできる質じゃないし、これは親の性格によるところが大きいんじゃないかな。
でも、集中力はものすごいので、必要だと思えばやるでしょうし、逆に言えば必要なことしかしないって、なんて効率がいいんだろうか!とも思うわけです(だって一生使わない方程式とかばっかりでしょ)。

娘は本も漫画も大好きで、ほぼ活字中毒。漢字は書けないけれど、難しい字もたいてい読める。間違った読み方をしてる場合も多いけど、私もかなりあやふやだから、一緒に調べたりする。
計算は苦手〜って言ってるけど、買い物も、フリマでお店番するときも、おつりの計算はばっちり。「ピック10」という短気記憶を鍛えるゲームも、けっこう強い。
地名や歴史の概念も、本やテレビでなんとなく理解し始めているみたい。
地理に関しては、娘を見ていて感じたのは、ここが東京で、日本の中のここにあって、日本は世界の中のここにあって、地球は宇宙の……っていうのを理解できるのはけっこう大きくなってからなんだなあということ。
脳の発達段階として、9歳くらいでようやく時間や距離感を理解できるようになるらしいと聞いて、そのくらいから海外に行ったり飛行機に乗ったりしてみた。
ほんとに、それまではただついて来るだけで地理や場所の概念がなかったのが、9歳、10歳になると急に、沖縄や北海道が東京から離れた場所にあって、外国はもっと遠くにあって……ってことを、娘が実体験とともに理解していく様子が手にとるようにわかって面白い。発達する、成長するってすごいなあと感心する。
そういうことは、すべての場面で多々ある。
大人はわかって当然だと思ってることが、成長途中にある子どもには出来なかったり、理解できないことがある。だけど、それはまだ未開発なのだから当然なのだ。
昨日までもやもやとしてわけわかんなかったことが、今日は「ああ、そうなのか」みたいなことが日々起こっているのが子どもの脳なんだよね。そばでそれを見ていると、ほんとにびっくりする。
だから、この子はこれは出来ないとか、これは得意だけどこれは苦手とか、子どもの段階でレッテルを貼ることはしちゃいけないんだなと思った。
だって、急にわかるようになるし、突然出来るようになる。それは本当は突然じゃなくて徐々に徐々に育っていってるからなんだろうけれど、外から見てると、「わ、急に出来るようになった!」って思う。
そして、そのスピードはその子その子によって違うから、親として大事なことは、比べないこと。
今出来なくても、いつか出来るようになるんだから。出来る限り長い目で見る。
だってよく考えてみたら、大人になってから出来るようになることだっていっぱいある。
きっと「あなたはこれは苦手ね」とか「これは出来ないね」とかって親にレッテルを張られると、子どもはそれを信じて自分で成長を止めちゃうんじゃないかな。そういうこと、多いような気がする。

今、彼女が興味を持ってるのは「実験」。
「科学の実験」という本(これも彼女が自分で調べて「買って欲しい」と言って買ったもの)を見て、あれこれ煮たり冷やしたり、混ぜたり育てたり……
「魔女の薬草箱」という難しい本も読んでいろんな薬草の名前を知ったり……
理科の勉強をしているつもりはまったくなくて、どちらかというと、魔女になって秘薬を作りたいとか、そんな妄想の中で実験を楽しんでるみたいなんだけど。

ちょっと前は工作ブーム。のこぎり、とんかち、接着剤……大好きで、大きなものを作りたがる。

でもねえ、うち、申し訳ないけど狭いのよ。
あっという間にリビング(部屋ってそこしかないけど)がアトリエになっちゃう。
ホームエデュケーションはそこが親の我慢のしどころかなーって思う。
いろいろやってみたいという気持ちは大事にしたい。
火も使いたい。水も使いたい。電気もつけてみたい。切ったり貼ったり描いたり汚したり、あれこれやりたい。
当然、いろいろ焦げる、机の上は水浸し、キッチン道具は持ち出されるし、あちこちに描き散らかした紙や段ボールが散乱し、床はなんだかざらざら、べとべと……
「もーーーーっ!」ってなりそうになりながら、やる気をそがないように片付けさせたり(無理だけど)。
結局、部屋をきれいに保つのは諦めなければやっていけない、「汚さないで」暮らすなんて無理だということ、これが実状だと気づいた今日このごろ。
だけど、とことん好きなだけやりまくれるのが、ホームエデュケーションの一番のいいところだと思っているので、なるべく、出来るだけ、カビが生えたり家が壊れたりしなければ……なるたけ私が我慢して、とことんやってもらいたい、もうそう覚悟するしかないなあと思うわけです。

それで彼女の将来がどうなるでしょう。
そんなこと、誰にもわからない。学校に行ってたってどんな未来が待ってるかは未知でしょ。
大人だって、今どき安泰な会社や仕事なんてないんですから。
「そんなんじゃだめ」「こうでなければ生きていけない」
そういう価値観から遠く離れて日々を送っていくことが、今は楽しくて仕方がない。
そんなわが家のホームエデュケーションの紹介でした。
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by momeco | 2012-10-20 15:10 | むすめ

骨折ー⁈

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逆立ちして壁に足を強打して…
親指の付け根の骨にヒビがはいった…
いつか怪我するだろうと思ってたけど…
この程度ですんでよかったわ…
しばらくは大人しくしてるかな…
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by momeco | 2012-10-09 18:25 | むすめ

人工孵卵器〜〜〜〜

ああ、
そういえば、1年くらい前からヒヨコが欲しいと言っていた。
わからないときは何でもipadでサクサク検索しちゃうホームエデュケーション。
ひよこの値段……有精卵の値段……人工孵卵器の値段、、、
ちょこちょこ調べてるのは知ってた。
人工孵卵器は4万円くらいするらしい。
さすがにそれをおねだりすることはしなかったし、
そもそもこの狭いマンションででニワトリを飼うことは不可能だってことを、
何度もくり返し口をスッパくして耳タコなくらいに話したはず。
でも、彼女はそんなことで諦める女じゃないのよね。
さらに検索、近くの農場を探したり、チャボをペットにしている人のブログを読み込んだり、最近はうずらについてもいろいろ調べていたようだ。
そして、ある日、メモを片手に言ってきた。
「これ買いにいきたいからつきあって」
そこに書いてあったのは……
『40cm×50cmの発泡スチロールの箱・アルミ棒、直径5mm×1m・塩ビ板・セットフック・100均延長コード・バイメタルサーモ・シリコンゴミヒーター2m・100v用ダイオード・汎用ボリュームつまみ』
何これ? 意味わかんない。。。
「いいの、自分のおこづかいで買うからついてきて」
というわけで、私は何もしない、ただついていく人となった。
まずは近所のスーパーで発泡スチロールの箱をゲット。
その後、伝家の宝刀「東急ハンズ」へレッツゴー!
都会にはホームセンターっていうものがないからね、全部ハンズ頼り。
(ホームセンターがあったらそこにヒヨコが売ってたかもしれない!)
そこで娘はメモを見ながら店員さんに物のありかを聞く。
しかし、さすがのハンズも、アルミ棒と塩ビ板以外のものはない。
「バイメタルサーモ?シリコンゴムヒーター???」の店員さんに
娘はipadで画像を見せて説明。(さすが!)
「ああ、もうこれは秋葉原の世界ですね〜〜」とのこと。
とりあえず、おこづかいでアルミ棒、塩ビ板、延長コードを買って帰る。
その後「秋葉原に行くからついてきて」と言われたけど、
おそらく私には手に負えないシロモノのような気がしてきた。
そこでシッターバイトのDくんに相談すると、
「それは面白そう! 僕が秋葉原に行って買ってきますよ!」
かくして、残りの材料はDくんがアキバのものすごくレアなお店でゲットしてきてくれた。そして夕べ、出張DIYサービスと称してDくんがさまざまな工具を手にやってきた。
最初のうちは娘も一緒に作ってたのが、
気がつくとDくんひとりが夢中で機械工作にはまっている。
娘は隣の部屋で漫画を読んでるし……むむむ……
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ダイオードがなかったので、クリスマス用の電飾を切って繋げたり
(それは失敗で通電した瞬間にパンッ!って爆発!)
電動ドリルや垂直に組み立てる機器や、いろんなものを駆使して
「ここは直列、これが並列……」ぶつぶつ言いながら、ほんとに楽しそうにDくんは作業を続けて、そして、ついに、
完成してしまった!
自家製人工孵卵器!!!
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窓を作ってセットフックを取り付けたのは娘。
それ以外はすべてDくんの力作。

そしてふたを開けると
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こうなっておる。
バイメタルサーモで温度を一定に保てる仕組みを熱く語るDくん。
そして、話をぜんぜん聞いてない娘……がっくし……。
とにかく、孵卵器は完成した。

さて、この後、どうなるのでしょうね。
スーパーでうずらの卵でも買ってくるんでしょうか。
「21日でかえるんだよ。6時間おきに卵をまわしてあげるの」
そうですか、そうですか、どうぞどうぞやったんさい。
「そしてひよこが生まれたら刷り込みして肩乗りにするのー」
ああ、そうね、昔からあんたは肩乗りのペットに異様に憧れてるのよね。
古くはラスカル、ラピュタやビルマの竪琴(それはないか)、
そして、きらりんレボリューションやピカチュウ。
なんでだか肩にペットをのせてる主人公に惹かれちゃうのよね。
マーブルをいっしょうけんめい肩乗り猫にしようとしてがんばったけど、
背中に爪痕を残されただけで失敗に終わったしね。
インコのフィーちゃんは肩乗り大好きで、よく肩にウン○されたよね。
フィーちゃんはある日家出して自由の身になってしまった……

まあ、とにかく、ヒヨコ諦めてくれたら、
私はこれをパン生地の発酵器として使ってみようと狙っている。。
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by momeco | 2012-10-08 12:02 | むすめ

誤算

思い起こせば私の人生は誤算だらけなわけだけど。笑
とくに子育てはまったく思い通りにいかなかった。
そんなに大それた期待や思いは持っていなかったはずなんだけど……。

娘が学校に行かずに家で育つことになったとき、
それならば、私の仕事場や、遊びの場にもじゃんじゃん連れて行って、
私のまわりのおかしな大人たち(失礼!)にいっぱい会わせて、
この世にはいろんな人がいて、なかなか面白いってことを感じでもらおう!
なんて、ちらっと考えていた。

2〜3回だったな、ついてきたの。
そういうタイプじゃなかった。
私と娘はやっぱり違う。そりゃそうだ。

娘は娘の居心地のいい場所を自分で見つけるんだろうね、きっと。
今のところは、家の中がいちばん楽しいみたいだから、
では、じっくりと、引きこもっていただきましょう
私はひとりで、行ってまいります!

(楽しく留守番できるようになって、よかったー!!)
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by momeco | 2012-08-09 11:55 | むすめ

運動会

土曜日は小学校の運動会でした。
ここのところの娘の様子からして、
たぶん運動会は今年はパスだなあと思ってました。
一応この日が運動会だってこと、5年生の種目のことは話してあったけど、
とくに反応なしだったし。
なので、当日はお買い物にでも行こうかななんて思ってて。
前日の夜に娘に「明日はどうせ運動会行かないんだし、二子玉に買い物にでも行こうよ」って言ったところ、
「運動会、行きたい」って。なんと!
「えー、マジで?出るの?」
「ううん、見たいの。何も出ない。走らない」
というわけで、あわててお弁当の材料を買いに行き、
当日は早起きしてお弁当作り。娘もまあまあ早く起きまして、
普段着に猫の帽子をかぶり、クロックスはいて行きました。
完全に見学の姿勢です。
天気は曇ってはいたものの、校庭は人工芝のせいもあってかなりの暑さ。
そこで生徒のみんなは一生懸命走ったり踊ったり。
私はママ友たちと一緒におしゃべりしながら楽しく観戦。
娘は保護者や屋根付きの本部席で養護の先生や友達と話したり、
生徒達の席まで挨拶に行ったり、走ってる友達に大声で声援を送ったり、
絵を描いたり、寝っ転がったり、
なんつーか、おおらかに、自由に、娘らしく過ごしていました。
そして、次は5年生の徒競走。
ん? もしや? あれは!
なんと! 娘が走ってるではないの!
体操着でもなく、帽子は猫帽子で! しかも裸足!!
赤組でも白組でもなく、猫組かー!?
一生懸命走って(結果はビリだけど)、ニコニコでまた保護者席に戻って来た。
事情を知らない他の保護者さんたちはさぞやびっくりしただろうなあ。
誰? なぜ?って。
想像すると笑っちゃう。
ほんとに、破天荒で常識破りなやつ。参ります。
あまりにも参ったので打ち上げでまたもや飲み過ぎた母でした。
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by momeco | 2012-06-03 18:44 | むすめ

歯医者さん

これはひとつの試練でしょうか。
今、歯医者さんが大きな壁となって彼女の前に立ちはだかっています。
途中まで治療したので、非常に中途半端な状態です。
早く治療しないともっとひどくなってしまうってことは、
本人が一番わかってて、だから頑張ってるんだけど、
どうしても、勇気が出ない。
いや、出るまでに時間がかかる。
1回目は「心の準備をしてから来ます」と言って去り、
2回目は麻酔して半分以上治療できたのに、後半でギブアップ。
3回目は診察室に入れず。
4回目は行かずにキャンセル。
5回目も行かずにキャンセル。
そして昨日は6回目。
歯医者さんまではなんとかたどり着いたものの、ドアの前でかたまる。
……あ、この感じ。
学校に行けなくなった日々を思い出す。
行かなくちゃいけないと思っているのに、足が鉛のように重くて動かない。
顔は無表情で血の気がひいて顔色が悪い。
「無理しなくていいよ。帰ろうか?」と言っても
ううんと頭をふる。
本人だって闘ってる。
ほんのちょっと勇気を出して頑張ればラクになれるってわかってる。
だから、すごく頑張ってる。
ひとりで、黙って、自分の内側にエールを送ってるんだと思う。
ときどきへにゃっとした半端な笑顔で私を見る。
「がんばれる?」
ううんと頭をふる。でも、帰らない。
で、私も少し応援する気持ちで腕をとって診察室に一緒に入る。
診療用椅子に座るものの頭をつけられない。
私の耳元へ顔をうずめて「終わったらゲームソフト買って」って。
一瞬躊躇するものの、
きっと何か自分を鼓舞する出来事が必要なんだろうなと思って、
「わかった。じゃあ頑張ろう」と約束。
大きく息を吸ってはいて、ようやく横になり治療開始。
皮膚の表面麻酔。長い。こんなに長くやるのか。。
そのうち娘が「苦い、痛い」と言い出し、
先生は私に「どうしますか?ここでうがいしたらまた最初からですよ」と
ちょっと厳しい顔で聞く。
そうは言っても娘が嫌がっている。
無理矢理できるわけないじゃないですか。
だいたい「ちょっとでも痛かったら手をあげてね、止めるからね」って
言ってたのがうそになっちゃうじゃない?
「痛がってるのでやめてください」と私。
「次の患者さんが来てしまうので、もう時間がありません」と先生。
ひとりに割り当てられた時間は30分のようだ。
そんなこと、こっちにとっては関係のない話だ。
さっきまで優しかった助手の女の子も無言で冷たい目を向ける。
すごすごと退散する私たち。
でも、娘は次回の予約を入れて欲しいという。
それもなるべく早い日に。
……。治したいんだよね。早くこの状態から抜け出したい気持ちはあるんだよ。う〜む、切ない。
クリニックを出て、そのまま家に帰りたくなかったので、
ドトールでふたりで反省会。
「あの先生なんかずっと無言でプレッシャーかけてくるし、あんまり優しさを感じないんだよね、別のゆっくり診てくれる歯医者さんに変えてみない?」と私が言うと、
「先生はいい人だよ。あの先生がいい」と娘。
「うーん」
「あと1回だけ頑張らせて。ね」
って、どっちが大人なんだかわからない、苦笑。
まあ、あなたがそう言うのなら、私はとことんつきあいます。
こうして冷静に書いてますけど、現場では私もイラッとしたり
怒りたくなったりする気持ちをぐーっと我慢してつきあっているのです。
ふうー、忍耐、忍耐。
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by momeco | 2012-04-24 10:18 | むすめ

恋をしています♡

どうやら娘さん、恋をしています。
惚れっぽいのは昔からでしたが、
恋愛体質なのでしょうか、笑。
彼が「かわいい」って言うから髪をおろすんだそうです。
明日は彼に会うからトリートメントをして
ストレートアイロンをしてほしいそうです。
これ以上詳しくは申せませんが、母もそっと見守っています。
春っていいなあ〜。
私も恋がしたいなあ〜〜。
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by momeco | 2012-04-23 22:45 | むすめ

最近のむすめさん

長い長い冬が終わって、冬眠から覚めるように……
我が家の娘も外に出始めた。
別に病んでひきこもってたわけじゃないけれど、
冬は寒いしめんどくさいから家にいたって感じでしょうか。

まずは、私が留守のあいだにひとりで児童館に行ったことに、
ほんとにほんとにびっくり!
(平静を装ってはいたけれど、実は感激してた)
しかも、2日連続ひとりで何気に行ってきた。
以前は送り迎えが必要だったから、すごい進歩!
その後も行きたがっているんだけど、
早い時間に行くと1年生がやってきていろいろ話しかけられるようで、
まだそれをあしらう術を知らない娘は「めんどくさい」と言っている。
だけど、タイミングが合えば気軽に行ける場所ではあるようで、
ほんとによかった。
男子とゾンビしたり、漫画を読んだりしているらしい。

そして、花見に今年は3回行きました。
まずは私の友人の中でも一番セレブな人のおうちのゲストルームで。
20年以上も付き合いのある友人たちの中で、
大人ばかりの集まりだったけど相変わらずマイペースで過ごす娘。
セレブ友人のひとり息子(高2)がめっちゃイケメンでかっこよくて、
その息子くんに果敢に喋りかけて猛アタックする我が娘の姿に、
私も、友人おばちゃまたちもびっくり仰天でしたわよ。
やるな〜。
将来が楽しみだわ〜〜。

次の日は親子で中目黒の目黒川沿いをぶらり。
平日だってのにかなりの人!
おいしいものを食べて、公園で遊んで、
ドンキを流してブックオフで締めるというお気に入りのコース。
去年もこれやった気がするなあ。

翌日は砧公園。
ホームエデュケーション仲間と、お弁当持って本格花見。
見事に咲いた満開の桜の大木に、娘たちも感動してたみたい。
ひらひらと散る花びらを追いかけて喜ぶ様子を見ているだけで
心がなごむ。桜っていいなあ〜。
母たちも解放されて話がつきなくて楽しい。

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大縄跳びで身体も思いっきり動かした!

次の日は、恐怖の歯医者さん。
「奥歯に穴があいてるみたい」と娘が自己申告。
3年前に行って治療したことのあるイルカ先生のところへ。
ほんとに大きな虫歯の穴があいているらしい。
「麻酔をして治療します」と言われた娘は
「今日は覚悟してこなかったから別の日にする」と答えたらしい。
一瞬「えー?今日やっちゃえばいいのに」と思ったけど、
それをちゃんと言えた娘をえらいと思い直した。
娘を信じて、次回の予約を入れた。

歯医者さんとの戦いは当分続きそう。
その後一度は行って頑張って麻酔して治療を受けていた娘、
途中で「恐怖感でいっぱいになった」といって中断。
翌日また挑戦したけど、椅子に座っただけで怖くなって退散。
でも、「次はたぶん大丈夫だから」って。
すごいねー、偉いよね。がんばってる。
私なんかずーっと歯医者さん避けてるもんね(内緒だけど)。
娘のこと、尊敬しちゃいます。

次の日はフリースクールの横浜サロンに参加。
今までは年上のお兄さんに甘えて遊んでもらっていた娘、
この日は小学生女子が3人いて、その中では自分が一番年上。
なんとなーく微妙に一緒に遊んでいた模様。
母たちは相変わらず話題が満載で時間はあっという間に過ぎて行く……。
ここに来る度に新しい出会いがあって、いろんな不安や心配から
少しずつ解放されるような気がする。
どんな専門家や偉い先生なんかより、経験者のお母さん達の言葉が
一番説得力があるんだよなあ〜。
誰も何も否定しない、迷いながらも子供を信じて頑張る仲間。
素敵なお母さん達と可愛い子供たちばかり。ほんと。

そしてもうひとつ娘の新たな挑戦。
突然に「バトンがやりたい」と言い出した娘。
「バトンやってみたい、誰かに教えてもらいたい」
おお!わかったぜい!母は調べて体験レッスンに申し込み。
早速行ってきましたー!
ちょっとイメージとは違ったみたいで、入会はしなかったものの、
別のバトン教室の体験も行ってみると言ってるし、
何よりも、「やってみたい!」「教えてもらいたい!」っていう
娘の気持ちがうれしいなー。
やってみたことはどんどんやってみようね。
違うかな?と思ったら次に行けばいいんだから。
どんどんいろんなことやってみようよ。
なんだってやってみなきゃわかんないもんね。


あとは「漫画喫茶」っていうものを初体験!
娘は即効気に入って、毎日行きたいって言ってるけど、
漫画読んでゴロゴロしてるだけなら家でも一緒じゃん!と母は思ってしまうのでした。
ちがうのかな〜。

そんな感じで、今まで苦手だった外食もつき合ってくれるようになったし
ストレス発散にカラオケで歌いまくったり、
一気に外に出まくってる4月なのでしたー。

(そのせいか、私は腰を傷めてしまいました。今日は針治療。。
年なので無理はできませんですなー)
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by momeco | 2012-04-18 01:07 | むすめ

特別支援クラスの面談

今日は娘の特別支援学級の通級認定面接の日だった。
在籍している小学校の同じ敷地内にある、情緒障害の支援学級です。ADHDや自閉症などの子供達が週に何時間か通っているところ。
娘は去年何日か体験させてもらって、先生方とは仲良くなっている。
施設は素晴らしく室内に体を存分に動かせる広さと楽しい遊具が揃っている。
娘にとっては「勉強さえしなくてよければ楽しいところ」だと思う。
我が家(というか私)は去年通った心の心療科でのひどい対応に懲りているので、病院の診断はお断りしている。診断書が必要ということであれば、通級を申請しませんと伝えてあった。
娘の様子を見ていて私が思うに、病院で発達障害と認定されることは娘にとっては意味がないという気がしているので。スタンダードと比べたらそりゃ発達が遅かったり早かったりする部分はあるだろうけれど、それは誰にだってあるし、娘の場合はそれを矯正したり、ましてや治療したりする必要はまったくないと思うから。
今回は学校側の配慮があって、診断書がなくても申請できることになって、今日は親子で教育委員会や目黒区の校長先生方との面接ということになったのだけど……。
なにしろ、校門をくぐるのさえ久しぶりのこと。本人が行きたくなければそこで終わりですから。まあ、それならそれでいいやと思って。学校側も「来れなかったら無利しないで」という対応だったので助かった。
娘自身はどういう心境だったのかは定かじゃないけど、前もって説明はしておいたので「時間だよ」と誘ったら「わかってる」って、わりあい上機嫌で出発。校門のそばまで来るとちょっと緊張してる感じがしたけど、まっすぐ保健室に行って、養護の先生に会ったらすぐに笑顔になってホッとした。
面接は3種類で、最初に娘だけで支援の先生と行動などの審査。その後親子で精神科医と面談。最後に教育委員会と校長先生との面談。
久々の学校だというのにそんなにできるかいな〜と最初から不安な私。
娘は最初の行動の審査では楽しそうにやっていたようで、調子に乗って広いフロアでソク転しまくっていた模様。
次は精神科医との面接。「何が好きなの?」とか「苦手なことはある?」などの先生の質問にはどう答えていいかわからないのか軽く無視。
「得意な勉強はなに?」
「勉強はきらい」
「そうかあ。アメリカの有名な水泳選手のフェルプスもね、勉強は苦手だったんだって。でもオリンピックであんなに活躍できればいいよね」
「うちオリンピックとか見るのきらい」
「そうかあ」
「絵かいていい?」
「いいよ。好きなだけかいていい」
で、その後はずっと女の子の絵を描いているだけ。先生は「うまいねえ」と言ってみてるだけ。そのままシーンとして15分くらい経って、先生は
「はい、あなたのことはよおくわかりましたよー。おわりです」と言った。
最後は教育委員会の方々と校長先生たちとの面談。
4〜5人のスーツの男性方とおばさま方を目の前にして座ったものの、娘はずっと私の肩やひざに顔をうずめて、質問にも答えずに、黙っている。
ときどき手だけでジェスチャーで答えてるので、完全に無視してるわけではないのだけれど。
私の希望はひとつだけ。娘は体を動かすのが大好きなので、この施設で思いきり運動させてもらえるとうれしい(ここのところで娘は親指を上げて同意していた、笑)。あとは、とくに何も求めていないし、そもそも通いたくなければ通わなくてもいいと思ってる。
学校側としてはそういうわけにはいかないから、「遅れてる勉強を取り戻すお手伝いをしたり、お友達との人間関係をうまくできるようなコミュニケーションの仕方を学ぶ場にしてほしい」とかなんとか言っていましたが、私はただただ運動して発散させてもらいたいだけなので、とくに返事もせずに、なんともやる気のない親子という感じで面談は終わった。
部屋を出たとたんに娘は「ブハーっ!」と大きく息をはいて「苦しかった〜」って。
「なんで?緊張したの?」
「違う、あの匂い、香水の匂いと加齢臭で、死ぬかと思った〜」だって。
!!!!
ああー、それでああいう態度だったのかー!
たしかに言われてみたら香水きつかったかもしんない。匂いに敏感な娘にとっては拷問だったのかもね。加齢臭はしなかったと思うけど、スーツ姿のおじさんたちに囲まれたらそう思ってしまうのかも。あんたはやっぱり正直だね。恐れ入りました!
帰り道、
「あのひとりだけのおじさんはけっこういい人だったな」
「あの人は精神科のお医者さんなんだよ」
「さすが専門家だね、わかってるね」だって。生意気な。
なんだかなー。私は疲れたよ。もう酒飲んで寝たい気分。

これが娘にとっていいことか悪いことか、この日までずーっと考えていて、
……でも考えたってわからないから、とりあえずやってみようと思った。
親だからといって子供のことを勝手に決められないものね。
まあ経験のひとつとして、話題のひとつ、酒のつまみのひとつとして、
軽く考えていればいいんじゃないかなーという結論に達したのでした。
どうなるんだろうか。娘は本当はどう思ってるんだろうか。
……それも考えてもしょうがないよね。
その日、その日、今だけを見て一生懸命やるだけよん。
たまにはサボったり、ゆるんだりしながらね。
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by momeco | 2012-03-16 21:30 | むすめ

花やしきと蕎麦味噌

春のような日差しに誘われてなんだか家の中にいるのが嫌になった土曜日。
娘のリクエストによって急遽、浅草の花やしきへ行く事に決定。
ちょっぴり二日酔いの私に遊園地は高いハードルだったけれど、
出かけてみれば気分も晴れ晴れ。
それにしても休日の浅草ってものすごい人なのね。
全国から、世界中から人が集まってる感じ。
実家の神社にこの半分でも行ってくれたら儲かるのになあ。。
仲見世通りのお店は賑わっていて、私は甘酒やだんごやせんべいに吸い寄せられ、娘はお土産屋の木刀をいろいろ物色している(なぜ木刀?)。
「ママ、手をつないで、迷子になっちゃうでしょ、うちが」って、
なんだかいつもよりもしっかりしている娘。私がぼんやりしているから自分がしっかりしなくちゃと思ったんだろうね。うう、成長してるじゃないかあー。
そして目的の花やしきに到着。
狭い民家の軒下をすれすれに走るスリリングなジェットコースター。
メリーゴーラウンドにパラシュート……こじんまりと楽しめて好き。
6時に閉園しちゃうところも好きだわあ。
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すっかり身体も冷えちゃったし、浅草駅近くの蕎麦屋に入って、
熱燗と蕎麦味噌を注文。この蕎麦味噌がうまかったのなんのって。うちでも作ってみようかな。娘はいつものもりそばをぺろりと平らげ、その後大好物の蕎麦湯を「はぁ〜、うまい」と堪能していました。
帰りの電車では渋谷までふたりで熟睡。
娘「すっごい近かったね」って。確かにワープしたみたいだった。
そういえば、今日は桃の節句。女の子のお祝いの日。
なかなかいい日だったんじゃないかなあ。

花やしき上空から見たスカイツリー。
違和感あるわー。
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by momeco | 2012-03-04 00:26 | むすめ